「通路が広い」「商品陳列棚が低め」「同じアイテムを何枚(何個)も置かない」
「高い所にはディスプレイなどをメインとし、商品を置かない」など。
通路を広く取ったり、高い所に商品を置かないようにするのは、
「店内を広く見せる」効果があるためです。
「空間が広い=人間はゆったりした気分になる」という事に基づいているそうです。
また、同じアイテムをいくつも置かない理由には「商品を傷めないため」
「あまり並べない事によりすっきり見せる効果」
「アイテムに高級感を出させる効果」などが挙げられます。
だいぶ前の話ですが、ある有名企業さんがついてしまったイメージを
一新するために、大々的なメディア広告と同時に各店舗を
これらセレクトショップ風に大改装されている特集をみました。
「安さ」を売りに売上げを伸ばしていたこの企業さんのイメージは
いつしか「安物」というイメージに変わってしまったそうで、
この「安物」というイメージから「高品質の物を低価格で提供」
という新たなイメージを持って頂くための大改革だったようです。
しかし逆の場合もあります。
私の大好きな雑貨屋さんは広い店内に所狭しとアイテムを並べていらっしゃいます。
扱うアイテムジャンルもバラバラなら、棚も高かったり低かったり、
おまけに迷路のように配置されています。
それぞれの入り組んだ棚同士はものすごく接近しているため、
通路はすれ違うのもままなりません。何がどこにあるかを把握するのも至難の業です。
だからと言って安いというわけでもありませんが、いつも混んでいます。
そんなこの雑貨屋さんの人気の秘密(?)は
「何がどこにあるか分からない=発見した時にすごくうれしい」
という宝探し感覚が楽しめる所にあるように思います^^
考えてみれば、ネットの有名ショッピングモールさんや懸賞サイトさん、
雑貨系を扱っているサイトさんは相当ごちゃごちゃしています。
でも必死にお目当てのアイテムを探そうとしてしまいませんか?
ところが情報を探している場合は目当ての情報が見つけられないと、イライラ。
「他へ行こう」と、別サイトへ行ってしまいます。
例えば情報系サイトならば情報に行き着きやすいようすっきりと。
高級アイテムを扱っているサイトさんなら実際のセレクトショップ
のようにシンプルでありながらアイテムを引き立たせるデザイン。
雑貨や食品を扱っているならあえてごちゃごちゃ宝探し風に。。。。。
今まで「サイトはすっきりと!」と思っていましたが、
アイテム+ターゲットに合わせたデザインは時には「ごちゃごちゃ」が
良い場合もあるのかも知れません。
何にしろ、同ジャンルさんとの差別化を図るためには色々と
挑戦していくぐらいの勢いが必要そうですね^^
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